日宝マネキン紹介所を代表してご挨拶申し上げます。
株式会社
日宝マネキン紹介所
代表取締役 坂本 哲也
株式会社日宝マネキン紹介所は、私の父・坂本喜夫の手によって昭和42年銀座一丁目に産声をあげました。父は弊社創立以前に20数年間労働省に勤務しており、そこで得た労働行政の経験を自ら実地に活かしてみようと常日頃から思いをあたためていたようです。
初代社長として就任後は自社の事業推進に熱意
を傾ける一方で、日本民営職業団体協会を創立し、
こちらも初代理事長に就任。また、全国マネキン
紹介所連合会会長や海外民営研修視察団の団長も
務めるなど、民営職業紹介の一助としてさまざま
な組織作りや組織改革を手がけてまいりました。
労働省勤務と会社運営、合わせて40数年にわた
るその仕事は、微力とはいえ日本の民営職業紹介
の発展に少なからず寄与してきたものと考えてお
ります。
創立者 故代表取締役社長 坂本喜夫
負けてはならぬ、戦力たりうる人となれ」
その父も平成元年に他界し、以来私坂本哲也が遺志を受け継いで事業の運営にあたっております。先代が築いてきた信頼や人的ネットワークの豊かさにはいまだ及びませんが、この事業をとおして社会に広く貢献したいとの思いに変わりはありません。取引先企業である皆様のご指導・ご鞭撻をいただいてより良い企業に発展させていく考えでおります。
今後とも変わらぬお引き立てのほど、宜しくお願い申し上げます。
私の心得
『人の上に立つということは、言うべきことは言い、教えるべきことは教え、長所は誉め、短所はよくかみくだいてその本人にとって損失になる点を教え諭す努力を惜しまない人だ。
全ての因果関係を含めて、清濁合わせ飲む度量の中に、対応できるだけの大きな気持ちを持つことである。
感情で非難してきても、感情で返していたら、同じ器でしかなく、真の偉さは、教え諭したうえで相手が誤りを分かるまで見守り、待てるだけの心の余裕が持てるか否か。
・・・やがて忘れてしまう位の人間でないと務まらない。
その点において、繰り返し述べるが、肝心な点は相手の話をよく聞いたうえで誤認している点は明確にその誤りを指摘し、分からせる努力を怠ることがあってはならない。
それで終わらすのである。
そこにこだわって後々もで尾をひくことがあってはならない。
管理者の仕事のなかでも最も重要な点は、礼節を教えることである。
繰り返し期間をかけて機会をとらえ。礼儀をわきまえた人を育成することだ。
そうすればその人は、どこに行っても一人立ちしてゆける。
教えなくても持てる能力・実力が充分生きてくる。
そのような環境を与えられて、生かしてやれない代表者にはなりたくない。
本当に愛情があるなら、厳しく接することも必要だ。
人間性あふれた豊かな情感と思いやりある温かな心を持った器量の大きな真の礼節を生涯持ち続けられるような人材を育成することが私の役目である。
我社の仕事もここに通ずる。』